キャッシング枠とショッピング枠は金利が違う?

キャッシングとは、消費者金融や銀行、クレジットカード会社などから発行されるカードを使い、ATMやコンビニなどでお金を借りることを指します。審査を通れば誰でも簡単にお金を借りることができるキャッシングですが、返済の際は借りた額に金利が加わります。

今回はクレジットカードでのキャッシングの金利に焦点を当て、キャッシングの高等テクニックや厳選解析術について紹介していこうと思います。

まず、クレジットカードは、成人している日本人の保有率が87%(JCB「クレジットカードに関する総合調査」)と高い水準にあります。さらに、クレジットカードの利用目的は、ほとんどがネットショッピングでの支払いや、店舗での支払い、生活費の支払いなど、買い物目的で使われている場合がほとんどです(金融情報メディア「SMCマネーガイド」)。さらに、クレジットカードを作ったきっかけは、現金なしで買い物ができるという理由から使われています(同データ)。このように、ショッピング目的で多く使われているクレジットカードですが、「ショッピング枠」とは別に「キャッシング枠」というものがついています(一部のカードを除く)。クレジットカードでショッピングをする際、キャッシングをする際とで、何が変わっていくのでしょうか?

まず、ショッピング利用では、買い物の際にカードで支払うことを指しますが、一時的にカード会社がその料金を負担し、毎月決まった日にカード会社に支払う仕組みですが、一括または二回払いで支払う場合は金利(ショッピング払いの場合は手数料と言う)がかかりません。
ショッピングで利用する際に手数料がかかるのは、分割払い、リボ払いの場合のみです。分割手数料の相場は12~15%ほどで、分割回数によって変わります。リボ払いは、15%が相場です。ショッピング利用でカードを使っている人は、一括で支払うことが多いため、分割やリボを利用しない限りはショッピング枠での金利(手数料)は0%だと考えていいでしょう。

では、キャッシング利用ではどうでしょうか。
クレジットカードでキャッシングをし、お金を借りた際、借入した金額に問わず、金利は15%~18%ほどになります。ショッピングの分割払いやリボ払いに比べても、金利が高いことがわかります。また、キャッシングを利用した時点で金利がかかるという点においても、ショッピング利用と比べて利用者の負担が大きくなります。

いかがでしたでしょうか。今回はクレジットカードのキャッシング枠、ショッピング枠の金利(手数料)について紹介していきました。ショッピング枠の金利(手数料)は、基本的に0%(分割やリボ払いの場合は手数料が発生する)ですが、キャッシングの場合は15~18%ほどの金利が付くことがわかりました。クレジットカードを利用する際、そしてキャッシングを利用する際は、手数料や金利についてよく理解し、賢く上手に利用していきましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする