キャッシングを使えば、ATMなどでお金を簡単に引き出すことができます。しかし、キャッシングを利用するにあたって、審査が必要となります。クレジットカードのキャッシングの審査で必要になる書類は「本人確認書類」と「収入証明書書類」ですが、夫や妻など、配偶者の本人確認書類でキャッシングの審査をすることは可能なのでしょうか。今回は、そんなキャッシングの高等テクニックや厳選解析術について紹介していこうと思います。
そもそも、なぜ自分以外の名義を使おうとしてしまうのでしょうか。理由は、専業主婦で収入がないことや、複数の他社からの借入をしているケース、返済を滞納しブラックリストに載っている…など自分名義では審査が通らないため、家族の名義を使おうと考えるのだと思います。
では、結論から言うと審査は通る可能性もあります。本人確認書類の他に必要な印鑑なども簡単に用意することができるからです。申し込み自体は簡単にできてしまう可能性が非常に高いと考えられます。しかし、他人名義で申し込みをしたことが金融機関にバレてしまったら、金融機関を欺いたことになり、詐欺にあたります。そのため、他人名義でキャッシングの申し込みをするのはやめましょう。
また、実際にお金を借りる行為も、家族であっても「犯罪行為」にあたります。無断で借入を行うことはもちろん、双方の合意の上であっても詐欺罪として違法になります。なので、仮に他人名義で審査に通ってしまったとしても絶対にやめましょう。また、実際にお金を借りることができてしまった場合、すべての責任が名義主に降りかかります。その点でも非常に危険になので、他人名義でお金を借りることはやめましょう。
今回は、夫や妻など配偶者の本人確認書類でキャッシングの審査に通るのか、についてお話をしてきましたが、これは親子でも同じです。最近では、親が子の名義でお金を借りるケースや、逆に子が親の名義でお金を借りようとするケースが発生しています。血の繋がった親子だとしても他人名義でお金を借りようとする行為は犯罪行為です。
いかがでしたでしょうか。今回は夫や妻の保険証・運転免許証でキャッシングの審査はできるのか、その実態について紹介してきました。審査に通る場合はあっても、犯罪行為となるので、キャッシングを利用したい際は必ず自分の名義で申し込むようにしましょう。