年齢や性別、目的別についてご紹介
キャッシングを利用したことはありますか?利用したことがない人のうちには、キャッシングを利用するのは限られた人だけ……というイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし金融庁の令和3年度「貸金業利用者に関する調査・研究」によると、過去3年以内に借り入れを行った人は、全体の8.7%と意外に多くいるようです。
そこでこの記事では、実際にキャッシングを利用しているのはどのような人なのかをまとめていきます。
年齢、性別
大手消費者金融アコムの2020年度「有価証券報告書」をみると、利用者は20代が最も多く420,326人、次いで30代、40代と、若年層が多い傾向にありました。
しかし男女別に比較すると、男性は上記と同じく若い人ほど利用者が多いですが、女性は20代、40代、30代、50代、60代以上の順となりました。30代より40代の利用者が多いようです。男性の総利用者は1,086,152人、女性の総利用者は415,190人と、男性の利用者が女性の2倍近くいることが分かります。
しかし差はあれ、どの年代、性別も一定数の利用者がいることが分かります。「キャッシングは若い人が利用するもの」というイメージも古いものなのかもしれません。
目的別
金融庁令和3年度「貸金業利用者に関する調査・研究」によると、借入目的では『生活費を補うため』がいちばん多く、次いで『クレジットカードの利用代金を支払うため』、『欲しいものを買うため』となりました。
年収別で比較すると、年収が低いほど『生活費を補うため』の割合が高く、年収が高いほど『クレジットカードの利用代金を支払うため』の割合が高くなっています。
娯楽目的での利用者が多いイメージのキャッシングですが、生活費など緊急に迫られての利用者も一定数いることが分かりますね。
キャッシング利用者は若い世代のみでなく、全世代にわたって存在していることが分かりました。また目的もギャンブルなどの娯楽目的ばかりでなく、生活費など緊急の用途に充てている割合も多いようです。
お金が必要になったけれどキャッシングは……と考えていた方でも、実は利用者が多くいることが分かって安心できたのではないでしょうか。キャッシングの高等テクニック、厳選解析術を駆使して、キャッシングのメリット・デメリットを理解し、賢くお金を借りましょう。