キャッシングの限度枠について詳しく解説！
キャッシングの限度額とは？
クレジットカードのキャッシング枠には、会社によって限度額が決められていることをご存じですか？ キャッシングを利用することでいくらでも借入ができる…というわけではないんです。
ならば限度額が高い会社を選んだ方がお得なのではと思いますよね。キャッシング会社のHPなどでは、キャッシングの限度額が提示されていることがあります。しかしこの提示されている限度額とは、「最大限度額」であることがほとんどです。
実際の利用可能限度額は、利用者ごとに行われる審査によって変わります。金融会社HPなどでの最大限度額を借入希望額として提示しても、実際には低い額しか利用できないことがあるので注意が必要です。ではキャッシングの限度額はいくらがベストなのでしょうか。厳選解析術を見ていきましょう。
限度額はどのように決められる？
キャッシングの限度額は利用者の個人情報、そして信用情報などを審査されて決められます。中でも重要な要素が利用者の年収です。
消費者金融の場合、年収が関わってくるのが「総量規制」です。この総量規制とは貸金業法によって定められているもので、「年収の3分の1までしか借りることができない」という法律です。この法律は一つの会社で借入する毎に適用されるものではなく、複数の貸金業者を横断しての借入の合計額で適用されます。つまり借入額の総計が年収の3分の１以下でなければいけないということですね。
この法律は貸金業法で定められているものであるため、銀行や信用金庫等の借り入れには適用されません。しかし返済に影響がでる可能性を考慮し、銀行等でも限度額を年収の3分の1以下を目安に審査を行っている場合もあるようです。
キャッシングの限度額はいくらがベスト？
では希望借入額が設定できる場合、いくらで申し込みすればベストなのでしょうか？ 実は借入額が高ければ高いほど適用金利は安くなることがほとんどです。そのため金銭的な損得で申し込むのであれば、利用希望額は高ければ高いほどお得ということになります。しかし前述の通り「総量規制」という法があるため、年収の3分の1以上の希望借入額では申し込みが通らないことがほとんどです。審査に通過しづらい額は避けることが大切です。
キャッシングを利用している中で限度額が増枠可能と判断された場合、審査を経て利用限度額を増額することも可能です。増額をしても大丈夫であると判断されるためには、利用実績を含む審査を通過する必要があります。その際に心証を良くするためにも、初回申し込み時には返済可能であり、総量規制に接触しない額で希望を出すことが重要です。キャッシングの高等テクニックを用いて、賢くお金を借りましょう。